「さよならお父さん」
出演：真野恵里菜(望月恵里菜役)
プロデューサー：丹羽多聞アンドリウ／小板洋司／
監督：堀江慶
脚本：三宅隆太
撮影：関巧
照明：佐川司
音楽：遠藤浩ニ
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真野恵里菜のログ
(OP)
(部屋)
「雑草」
「増えちゃったね」
「刈らないとね」
「あったあった」
「言ってた」
「雨上がりがいいんでしょ」
「草が濡れてると、簡単に抜けるのよって」
「覚えてたんだ」
「ないよ、第一、チョコ渡すような人いないもん｝
「自慢するようなことじゃないんだけどね」
(部屋)
「いいの」
「ごめん、ちょっと」
「だからいないってば」
「お父さん」
「お腹すかない？」
「うん」
「ちょ、ちょっと待って」
(駐車場)
「ごちそうさまでした」
(路地)
ルー大柴と腕を組んで歩く。
「高校生だよ、相手だっていないし」
「そりゃー、いつかはね」
(部屋)
「お父さん」
「お母さんの絵、何枚くらい描いたと思う？」
「ちっちゃいころね」
「そういうとき、お父さんお菓子いっぱいくれるんだよね」
「そうだよ」
「持ってるの？今でも」
「お母さんの絵」
「どこ？」
「どうして？」
「どうして見るの？どうして捨てられないの？」
「それだけ？」
「お母さん、幸せだったんだよね」
「楽しかったんだよね」
「ごめん」
(CM)
(部屋)
「お父さん」
「もう、暗くなっちゃったね」
「晩ご飯、どうしよっか」
「だってお腹すいてるでしょ」
「あ、お母さんだ」
「遺伝かな」
「なんか買いに行こっか、私、作ってあげるよ」
「できるよー、何がいい？」
「すき焼きは？」
「だって今日は特別な日だもん、上着とってくるね」
(リビング)
「お父さーん」
「お父さん、帰り、遅いって言ってたよね」
(リビング)
「ちょっとトイレ」
「何がおかしいの！」
「私がトイレの場所知ってたら、おかしいの」
「知ってるに決まってるでしょ、住んでたんだから」
「じゃあどういう意味？」
「なに？」
「お父さんもさ、何一緒になって大笑いしてんの、どうして笑えるの？どうしてそんな平気な顔していられるの？」
「バレンタインがどうとか、デートがどうとか、バカじゃないの」
「今日はそんなんじゃないでしょ」
「そんなふうに浮かれていい日じゃないでしょ」
「2月14日は、2月14日は」
「雑草」
「伸びてますよ、庭の」
「雑草抜くときは、雨上がりがいいんです、草が濡れてると、簡単に抜けるんです」
「知りませんでした？」
(部屋)
「お父さん、帰るね」
「じゃあ」
「食べなかったんだ」
「そうだっけ？」
「メール」
「お父さんから」
「早く帰っておいでって、命日なんだし、お母さん寂しがるからって」
「じゃあね」
「ちょうだい、これ」
(夜・路地)
「ハァハァ…」
(ED)
(CM)
(次回予告)
真野恵里菜のプロフィール
二ノ宮俊章(ルー大柴)の娘・望月恵里菜役。
名前：真野恵里菜(まのえりな)
生年月日：1991年4月11日
血液型：B型
星座：おひつじ座
出身地：神奈川県
特技：早口言葉
趣味：ピアノ・バスケットボール／フットサル／親のおつかい／
所属：J.P ROOM(ジェイピィールーム)／アップフロントエージェンシー／
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