「罪を忘れた男を許さない…母の復讐心再燃!」
出演:石原朱馬(皆川灯役)/倉田瑛茉(結城萌子・幼少期役)/一色香澄(中越美海=結城萌子役)/平祐奈(結城梨々子役)/小川李奈(野口初芽役)/仁村紗和(東砂羽役)/
一色香澄ちゃんのログ
(キッチン)
「何とぞ、何とぞ、お小遣いを前借りしたく」
「そこをなんとか、今月だけ」
「電車賃のチャージをさせていただきたく」
「京浜急行でめちゃくちゃレアな車両が運行していて」
「そこをなんとか!娘の将来のために」
「実は決めたんだよね。将来は鉄道設計技師になるって」
(部屋)
「あっちょっと!見ないでって言ったじゃん」
「そうだけど。ここプライベート空間」
「もう出てって!」
「わかったってば!」
(リビング)
「お母さん」
「何してるの?」
(リビング)
「ただいま~」
「何?それ」
「おかしいとかじゃなくて、えっ何?」
「会社?」
「待って。じゃあ、今の仕事は?」
「保育園の調理師」
「えっ待って。そんな簡単に?」
「鉄道設計技師!ていうか今それ関係ないじゃん!」
「怒るとかじゃなくて!」
「そんなこと頼んでない!なんで隠してたの?そんな大事なこと」
「隠してたじゃん!夜中にこそこそしてたのもそういうこと?」
「人の部屋には勝手に入るくせに、自分は隠し事ばっか」
「してる!」
「違くない!」
「違くないし!大人と中学生は電車賃だって一緒だし!」
「そんなの屁理屈!」
「ていうか、その髪型キモい!スーツもダサい!おばさんのくせに!」
(リビング)
「いらない」
「コンビニで買う」
(路地)
「初芽ちゃん」
(電話)
「もしもし」
「学校帰り」
「そっちは?面接終わったの?」
「ふーん」
「コンビニで、おにぎりと菓子パン」
「を買おうと思ったんだけど。なんか、うちに置いてきたお弁当のこと思い出しちゃって、なんか、買えなくて。初芽ちゃんにも怒られた。毎日お弁当作るのどれだけ大変か知ってるのかって」
「ごめん、お弁当置いてって」
「それと、キモいとか言ったことも」
「何それ。人がせっかく」
「やった。早く帰ってきて」
(廊下)
「うちにご用ですか?」
「あっ誰のところですか?」
「うちですけど」
「中越、うちです」
「娘です」