「涙の退所式、こどもたちに訪れる別れの時」
出演:かんりんか/赤松那音/吉田萌果(岩本花蓮役)/鈴木碧桜/秋葉星/福原遥(夏井翼役)/莉子(栗原芽衣役)/生田絵梨花(蒔田向日葵役)/尾碕真花(安西夢乃役)/久留栖るな/布施柚乃/有岡紗香/大嶋七海/川畑光瑠/黒木こなつ/近藤幼菜/中里ゆい/日向ほの/福結稀/
吉田萌果ちゃんのログ
(児童相談所)
「ただいまー」
「ありがとね、青葉」
「はいはい風雅もありがとう」
「ん?」
「すっごく楽しかったよ」
「全然。おじさんもおばさんも優しいて、花蓮が見たかった映画に連れってくれたんだ。おいしいレストランでご飯食べて、ずっとほしかった本も買ってもらっちゃったし」
「え?」
「別にしてないし」
「風雅も青葉もバカみたい。そうやったずっと拗ねてればいいじゃん!」
「大丈夫。行こう信子さん」
(部屋)
「いつも優しくしてくれるし、いろんなところに連れて行ってもらえてうれしいよ」
「花蓮…」
(回想・児童相談所)
「これ、次ママに会ったときにあげるの」
(部屋)
「行きたい。おじさんとおばさんのお家に行きたい」
「あっねえ、最後に退所式してくれない?みんなと楽しくさよならしたいから」
「やったねー、さすがクラッター」
(児童相談所)
「今はの『きっと僕らの空』かな」
「知らないでしょ」
「なんで急にそんなこと聞くの?」
「待って」
「これ、ママに会ったら渡してくれない?」
「花蓮里親さんのお家に行くから」
(路地)
「上手にできるかな…、普通の家族」
「翼ちゃん顔怖いよ」
「この間言ってた好きな歌、音楽の時間に歌った『ひわまりの約束』かな」
「こんにちは。今日から2日間よろしくお願いします」
(リビング)
「ありがとうございます」
(部屋)
「花蓮もうれしいよ。こんなにかわいい部屋も用意してくれるんだもん」
「内緒だよ。みんなには言わないでね」
(ダイニング)
「はい、すごくおいしいです」
「公園に行きたいです」
「一時保護所だと好きなときに行けないから」
「はい!」
(部屋)
「花蓮も、ほんとはママのところに帰りたいけど、病気がよくなくて帰れないんでしょ?いつも可憐のこと心配してばっかりだったから、里親さんのお家に行ったら、ママ安心して元気になれるよね」
「けど花蓮上手にできなかった。おじさんとおばさんに気に入ってもらおうと思ってがんばったのに」
(回想・公園)
「えい!」
「はい!」
「あっ忘れものかな?」
「ちが…」
(部屋)
「何もしてないのに、話そうとしたのに聞いてくれなかった。本当のお父さんとお母さんじゃないから」
「クラッターが?」
「おじさんとおばさんもそうだったのかな」
「でも花蓮、あんなきれいなお家で暮らしたことないし、おしゃれな料理の食べ方もわからないから…」
(児童相談所)
「そこそうじゃない」
「わかってないな、これが一番おいしいんだよ」
(リビング)
「何これ…」
「あっAOAOのライブのだ!」
「でも花蓮、ご飯もこぼしちゃうし…」
「かわいい服より動きやすいのが好きだし、片付け苦手だし、寝坊もしちゃうし。それでもいいの?」
「ねえ、あれ忘れてないよね」
(児童相談所)
「花蓮これがいい!」
「えっ何?」
「すごい!」
「えっあったー!」
「クラッターがんばって」
「蜂村さん、花蓮みんなに手紙書いたの。読んでもいい?」
(児童相談所)
「今日は、花蓮のために楽しい退所式をしてくれて、ありがとう」
「里親さんのお家に行っても、ここにいたときみたいに、毎日楽しくすごします」
(バス車内)
「風雅!青葉!」
「ありがとう!普通に幸せになるからね!」
(ダイニング)
「いただきまーす!」
「おいしい!」
(リビング)
「もう何やってんの!」