「さよならスイッチ」
出演：山下リオ(木原リオ役)
プロデューサー：丹羽多聞アンドリウ／小板洋司／
監督：片岡K
脚本：篠崎絵里子
撮影：近江正彦
照明：佐川司
遠藤：遠藤浩ニ
主題歌：「イケナイ恋」山下リオ
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ログ
(OP)
(道場)
空手着。
「道場」
「自主練、そっちこそ会社は？」
「ふーん」
「今日は無理」
「せいや！」
(病院・廊下)
制服。黒のスパッツ。紺色のハイソックス。
「違います」
(喫茶店)
「うるさいなー、だいたい、なんで私が行かなきゃなんないの」
「父親じゃなーい」
「10年以上あってないし、顔も覚えてない」
「結婚してるくせに、仕事もしないダメ男」
「だいたい、元はといえばジローちゃんのせいだからね」
「サイテーだよ、私にナイショで連絡取り合ったりして」
「ちょっとー」
「もーう」(-3-)!
「あのー、今マスター買い物行ってて」
エプロンを腰に巻く。
「コーヒーかジュースならできますけど、それでいいですか？」
「あの、ご注文は？」
「は？」
(喫茶店)
「ほんとに覚えてないんですか？なんにも」
「これ、なんだかわかります？」
「茶碗って、言葉古いんですね」
「あの、これどうぞ、冷めますから」
「思い出しました？」
「は？」
「どこに？」
「警察に行ってみたらどうですか？」
「だって、このままじゃ困りません？」
「警察、行きたくないんですか」
「犯罪者？」((( ；ﾟДﾟ)))
「カバンの中、見せてください、凶器とか入ってたら怖いし」
「普通だと思いますけど」
「絵描きさん？」
「大丈夫ですか」
「お金、あるんですか」
「いいですお金」
「それより大丈夫ですか、お金もなくて」
「なんとかって、お金なかったら病院にも行けないじゃないですか」
「あー待って」
「手伝います」
「記憶ないといろいろ不便だろうし、思い出すまで、付き合います」
(路地)
「この辺、見覚えないですか」
「今わかってるのは、絵描きさんかもしれないってことと、貧乏ってことですよね」
「聞いてます？」
「なんで上の空なんですか」
「し忘れてる？」
「そうですけど、なんか思い出しました？」
(公園)
「見覚えがあるんですか？前に来たことがあるとか」
階段を駆け下りる。
「は？」
「あの、何してるんですか」
「そうですね」
「へぇー、どうして、開かなくなっちゃったんですか」
「で？どう繋がるんですか」
正拳突き。
「せいや！」
「どうして絵を描く人ってそうなんですか」
「私、絵なんか嫌いです」
「絵描きさんなんか大嫌い」
「私、誰にも言えないことがあるんです」
「記憶が戻ったら、全部忘れてくれますか？」
(公園)
「私の父親も、絵描きだったんです、最低なヤツでした」
「父親、がんで入院してるんです、たぶん、もうダメ」
「だけど、怖いんです」
「何しに来たって顔されるのが怖い」
「だって10年以上、1度も会いに来なかったんですよ」
「私のことなんか、忘れてるのかもしれない」
「私、2回も捨てられるの、イヤ」
「終わりです、記憶が戻ったら、忘れてくださいね、約束です」
「じゃあ、続けましょうか、記憶探し」
「これ？」
(公園)
「どうしました？」
「え？」
「勝鬨橋の？」
(橋)
全力で駆ける。
(病室)
「ううん」
(公園)
写真を撮る。
(ED)
(次回予告)
出演者のプロフィール
木原リオ役。
名前：山下リオ(やましたりお)
生年月日：1992年10月10日
サイズ：T164cm
血液型：A型
星座：てんびん座
出身地：徳島県
特技：新体操／一輪車／阿波踊り／
趣味：音楽鑑賞／バドミントン／
所属：スターダストプロモーション
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