「まぶたの母はおえん!?(鎌倉)」
出演：伊藤綺夏(茜役)
チーフプロデューサー：中尾幸男
プロデューサー：笠谷智之／樋口祐三／進藤盛延／
監督：齋藤光正
脚本：横山一真
音楽：木下忠司
http://www.tbs.co.jp/mito/
ログ
(路地)
伊藤綺夏：「鎌倉の絵図はいらないかい？」
(路地)
伊藤綺夏：「旅のお方、鎌倉の、絵図はいらないかい？」
伊藤綺夏：「まあそう言わずに、水戸の、ご老公様が作った絵図だよ」
伊藤綺夏：「もし、200文、余分に出してくれたら、あたいがこの足で鎌倉中の見どころ、案内してあげるよ」
伊藤綺夏：「え、本当かい？いやー今日はついてる、じゃあ私についてきてー」
伊藤綺夏：「あ、私茜っていうんだ、よろしく！」
伊藤綺夏：「茜、茜♪」
(路地)
伊藤綺夏：「しょっちゅう火事が起こるんだー、付け火かもしれないって」
(茶店)
伊藤綺夏：「ちょっと待ってて、私、この店に用があるんだ」
伊藤綺夏：「いやー今日は何から何までついてる」
伊藤綺夏：「え？」
伊藤綺夏：「もうすぐ鎌倉、いつか必ず鎌倉、茜に会えるのが楽しみ、だって」
(神社)
伊藤綺夏：「でも、せっかく、200文もらったんだ、次は建長寺を見てもらうよ」
(路地)
伊藤綺夏：「あん…、源三郎さん…」
伊藤綺夏：「それより、母ちゃんが、鎌倉に、来るんだって」
伊藤綺夏：「え…？」
伊藤綺夏：「この人が？」
伊藤綺夏：「母ちゃん」
(廃寺)
伊藤綺夏：「母ちゃん、会いたかった、あたい、ずっと、待ってたんだよ」
(回想・路地)
伊藤綺夏：「誰か助けてー！」
伊藤綺夏：「・・・」(；_；)
伊藤綺夏：寺島進に抱きつく。
(廃寺)
伊藤綺夏：「母ちゃんは、今まで、どこで、何をしてたの？」
伊藤綺夏：「それで、いろいろな街から、便りをくれたんだね」
伊藤綺夏：「はい」
(廃寺)
伊藤綺夏：「ねえ、源三郎殿」
伊藤綺夏：「母ちゃん、また旅に出ちゃうのかなー」
伊藤綺夏：「ねえ、私たち3人で暮らすことできない？」
(廃寺)
伊藤綺夏：「あーおいしかった、もうあたいの口にはぴったりだったよー」
伊藤綺夏：「ううん、こうやって、3人で食べたらどんなものだっておいしいよ」
(廃寺)
伊藤綺夏：すやすや。
(廃寺)
伊藤綺夏：「源三郎殿のこと、どう思う？」
伊藤綺夏：「ねえ、頼みがあるんだ、母ちゃん、あの人の女将さんになってくれないかい？このとおり！」
伊藤綺夏：「知ってる」
伊藤綺夏：「おえんさん、ほんとは、あたいの、母ちゃんじゃないって」
伊藤綺夏：「でもあたい、おえんさんにずっと一緒にいてほしいんだ」
伊藤綺夏：「でも、あの人、あたいと、ずっと一緒にいるわけにはいかない」(；_；)
伊藤綺夏：「あの人、怖い顔してるけど、本当は、すごく優しいんだ、私が、寂しいだろうって、いつも手紙だって、書いてくれるし」
伊藤綺夏：「あたい、あんないい人会ったことない、あの人と、ずーっと別れたくないんだー、えーん」(；_；)
伊藤綺夏：「おえんさん、あたいを置いて出て行くって」
(夜・路地)
伊藤綺夏：「あの、伊原源三郎は、伊原源三郎がここに来ていませんか？」
(蔵)
伊藤綺夏：「おえんさん…」
由美かおる：伊藤綺夏の縄を切る。
伊藤綺夏：「おえんさん怖かったよー」(由美かおるに抱きつく)
(夜・路地)
伊藤綺夏：「ご老公様？」
伊藤綺夏：「あたいも知りませんでした、ご老公様、ごめんなさい」
(寺)
伊藤綺夏：「バカ野郎…、源三郎のバカ野郎！あたいだって、あたいだって、ずっと願をかけていたんだ」
伊藤綺夏：「あたい、身売りされるところを、10両で助けてもらったから、その分を、絵図を売って返さなきゃって思ってたんだ」
伊藤綺夏：「でも、まだ、52枚しか売れてない、だから、あたい、だめなんだ、だから、あたい、あんたの娘になれなかったんだー！」(；_；)
(路地)
伊藤綺夏：「鎌倉の絵図だよー、いらないかい？」
伊藤綺夏：「ご隠居様、見てみて」
伊藤綺夏：「おえんさん、きっとまた鎌倉に来て」
伊藤綺夏：「20文にしちゃおう」
伊藤綺夏ちゃんのプロフィール
茜役。
名前：伊藤綺夏(いとうあやか)
生年月日：1998年5月1日
サイズ：T130/B59.5/W52/H67/S20.0/
血液型：AB型
星座：おうし座
出身地：神奈川県
特技：水泳／ひらがな／数字／アルファベットが書ける／記憶力／100マス計算／漢字を読む／
趣味：お化粧／ファッション／塗り絵／パソコン／
所属：ジュネス企画
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