「ベルリオーズ『幻想交響曲』〜恐怖の妄想デート〜」
出演：黒川芽以(響カノン役)
チーフプロデューサー：小田橋昭仁／菊池正浩／
プロデューサー：山田治宗／山本玲実／
演出：石澤義典／ほか
構成：呉石純夫／ほか
撮影：三好保彦／ほか
照明：高坂俊秀
美術：きくちまさと
音響効果：玉井実
http://www.nhk.or.jp/amadeus/
黒川芽以のログ
(探偵事務所)
「うわー！これカビ生えてるー！やだーもう所長見てくださいよー」
「はい、やってますけど」
「ん？生まれて初めてって、お客さん、何歳？」
「はぁ？」
「あんな曲は、妄想クラシックだねー」
「あんな曲彼女に聴かせたら100万パーだめだねー、何これ」
(探偵事務所)
「でも自分の恋バナを交響曲にするなんて、なんかおもしろそうじゃないですか」
「でもー、不思議な気分、夢の世界にいるみたい」
「え？どこどこ？」
「うん、穏やかで、優しい旋律」
(探偵事務所)
「旋律で、愛する人を表現するなんて、なんてロマンチックなの」
「それってストー…」
「キラキラした音も聴こえてくる、どこに行くのかな」
「ワルツだ、舞踏会で、きれいなドレスで着飾った女性たちが、楽しそうに踊ってる」
「あの旋律ね」
(探偵事務所)
「ちょっと待って、舞踏会からいきなり？」
「恋の妄想が作り上げた、バーチャルな世界ね」
(探偵事務所)
「私はマチコさんじゃない」((( ；ﾟДﾟ)))
「はっ、カミナリ！」
(探偵事務所)
「恋人を殺した？」
「でも、愛してたのにどうして」
「キャー！」
「スイカ？」
「ややこしい物持ち歩くなっ」
「なんだかオバケ屋敷に入ったみたい」
「怖い…」(坂本真に寄り添う)
「タクオさん、なんか男らしい」
(探偵事務所)
「なんか、怖い音がいっぱい」
(探偵事務所)
「タクオさん、かっこいい！」
「あ、雨上がったみたいですね」
「♪」(筧利夫の横顔を見つめる)
