「学園パニック 呪われた式典曲〜サン・サーンス『動物の謝肉祭』」
出演:黒川芽以(響カノン役)
チーフプロデューサー:小田橋昭仁/菊池正浩/
プロデューサー:山田治宗/山本玲実/
演出:石澤義典/ほか
構成:呉石純夫/ほか
撮影:三好保彦/ほか
照明:高坂俊秀
美術:きくちまさと
音響効果:玉井実
http://www.nhk.or.jp/amadeus/
黒川芽以のログ
(探偵事務所)
「だって所長、ここ3か月、ろくに家賃も払えてないんですよ、我慢我慢」
「あ、そうだ、体動かせばいいんですよ」
「おいっちにーおいっちにー、ほら、こんなふうにね」
「温かい、温かい」
「あの、それ余計なお世話ですよね」
「死んじゃったんですか?」
「まさか、呪われた曲、怖い」
「こんなに楽しい曲なのに、どうして」
(探偵事務所)
「ライオンからお魚さんまで、いろんな動物が登場するんですね」
「あ、お分かり」
「お、ライオン様の登場だ」
(探偵事務所)
「わー」(>_<)
「何てスローテンポの曲なの、ほんとにカメの歩みみたい」
「どうしてこの曲を聞いて」
「これ運動会でよく聞く」
(探偵事務所)
「オペレッタブームをカメでバッサリ」
「うわー、驚異の丸暗記」
「大きなゾウが、ワルツにのって踊ってる」
(探偵事務所)
「あーそれハイスピード記憶法じゃ無理かもしれないですね」
「でもそれじゃあ、子どもたちが…」
「もっとちゃんと弾きなさいって感じ?」
(探偵事務所)
「なんだか、不安な感じ」
(探偵事務所)
「まるで白鳥が水辺を滑って行くみたい」
(探偵事務所)
「あ、ところで所長、私って、動物に例えるとなんなんでしょうね」
「あ、白鳥?それともー、かわいい、ネコ?」
「なんですかそれ」
「かわいく見えないんですけど、新種の動物ですか」
「え、え、エンゼルフィッシュ?」
「それ何を発しているんですかそれは」
「もうちょっとかわいいのにしてくださいよー」