「右では殴らない」
出演：赤穂希和／八木優希(姫川玲子・少女期役)／山田杏奈(下坂美樹役)／二階堂ふみ(姫川玲子役)／上原実矩(珠希役)／吉谷彩子(佐田倫子役)／
ログ
(回想・路地)
姫川玲子・少女期役(ナレーション)：「遅くなってもいいよ。楽しんでね」
(回想・公園)
姫川玲子・少女期役：「えっ？」
姫川玲子・少女期役：「イヤ！やめて！」
(取調室)
下坂美樹役：「・・・」
下坂美樹役：「もう知ってるくせに。真面目な顔して聞いてくるから。姫川さん」
(取調室)
下坂美樹役：「パパ活です。な～んて言ったら警察はただの売春だって言うんでしょ？」
下坂美樹役：「さあ。死体に聞いてみたらどうですか？でももう売りとか言わないですよ。そうか援助交際とか言ってた時代なんだ」
下坂美樹役：「あの、姫川さんっていくつなんですか？」
下坂美樹役：「大人の男は若い子が好き。だから、28のおばさんより、若くてかわいいうちらと知り合いたい。ですよねー」
下坂美樹役：「あのー、売るほうが悪いとか買うほうが悪いとか、そういうのどっちでもいいんですけど」
下坂美樹役：「ふふふ。警部補って、結構偉いんですよね。捜査一課ってとこにいて、それも女の人なんて。でも、誰にでも言えますよ。『法律で決まってる』なんて。そんな説得しかできないから警察は不祥事を起こすんです。取調べ中に凶悪犯取り逃して、うっかり日本一週させかけるとか？ふふふ、ウケる。日本の警察は優秀だって言うけど、無理矢理自白させて冤罪作ったり、事件未然に防げなかったり。なのになんで刑事なんかになりたいと思ったの？」
(回想・病室)
姫川玲子・少女期役：「あっ…、嫌…、無理…、怖い…」
(回想・取調室)
下坂美樹役：「だから売春してるなんて一言も言ってないけど」
下坂美樹役：「社会社会って、うちら関係なくないですか？そんなん」
下坂美樹役：「バカじゃないの！それでもあんた警察官!?」
下坂美樹役：「私未成年だけど」
下坂美樹役：「出会い系アプリで知り合って、売春した」
下坂美樹役：「両方にクスリあげた」
下坂美樹役：「使ってないから知んないけど気持ちよくなるって。別の男にもらったやつ」
下坂美樹役：「イケてない医大生。名前もわかる」
(回想・裁判所)
姫川玲子・少女期役：「ナイフで脅されたあと、また刺されて殺されるんじゃないかって抵抗を諦めるのがどうして合意になるんですか？だったら命がけで佐田さんも殺される覚悟をしてた。だから死んで当然だったってことですか？」
姫川玲子・少女期役：「もしあなたの奥さんや！恋人や！姉妹が！あたなと同じような目に遭っても、あなたは本気で合意の下だったなんて言えんの？佐田さんに覚悟があったから死んでも文句ないだろうって言える!?殉職して、二階級特進で警部補になれたんだからよかったなって！佐田さんだけじゃない！警察の人たち全員に、危険な仕事だから殺されても文句ないよなって、本気でそういう覚悟があんのかって聞いてんの！」
(回想・ホテル)
下坂美樹役：「冗談でしょ。そういうの全然無理」
(回想・ホテル)
下坂美樹役：「何これ」
下坂美樹役：「へ～。じゃあもらっとく」
(取調室)
下坂美樹役：「うん、あいつ。だっさいし超絶下手だったし、キモッ。将来医者になるって言ってたくせにバカみたい。でも結局あいつなんか、ただの人殺しじゃない？」
下坂美樹役：「言ってやる。女の刑事に暴力振るわれたって」
下坂美樹役：「人殺しなんてしてない。だって私、あのクスリ売ってないし」
下坂美樹役：「でも、でも私、クスリは…」(；_；)
山田杏奈のプロフィール
名前：山田杏奈(やまだあんな)
生年月日：2001年1月8日
サイズ：T159cm/S24.5cm/
出身地：埼玉県
特技：習字
所属：Amuse(アミューズ)
