GIRLNESS! - 子役たちのログBlog

このサイトでは、Eテレを主にテレビ番組と本の記録を日記に付けています。

ナイト・ドクター#9 2021年8月30日(月)

「衝突する5人!異なる価値観が交錯する!?」

出演:原菜乃華(深澤心美役)/波瑠(朝倉美月役)/岡崎紗絵(高岡幸保役)/大島晴奈/寺下怜見/川畑光瑠/渚紗/



原菜乃華のログ
(病院・庭)
「また入院、伸びちゃったね」
「これだけ学校行ってなかったらさ、留年確定だね。勇馬のことも、これからは勇馬先輩って呼ばなきゃ」
「やだな冗談だよ冗談。お兄ちゃんがそんな深刻な顔しないでくれる?」
「もう慣れてるから大丈夫」


(病室)
「大丈夫」
「それよりおい兄ちゃんさ」
「ひとつお願いがあるんだけど」


(病室)
「だからちゃんと話聞いてよ」
「美月先生、みなさんも」
「もし、これから私に何かあって、万が一死んじゃったら、ドナーになりたいって言ったんです」
「でも最終的には家族の同意が必要みたいだから、お兄ちゃんにもわかっててほしくて」
「そんな頭ごなしに否定しなくても」
「違うそういうことじゃなくて。お兄ちゃんは沙、どれだけ多くの人がドナー待ってるか考えたことある?ドナーが見つかれば助かる人が」


(病室)
「ねえいつまでいるつもり?早く仕事行ってきなよ」
「えっ?休職?」
「最悪。かっこ悪すぎ信じらんない。医者ならさ、もっと患者さんのこと第一に考えてよ。私の心配ばかりしてないでさ。このカードに早くサインして」
「少しは私の気持ち尊重してくれたっていいでしょ」
「お兄ちゃん全然わかってない」
「とにかく書いて。それから、ちゃんと仕事もして。ここにサインしてくれるまで、私のお見舞いにも来なくていいから」
「頭固いお兄ちゃんと話してると余計具合悪くなる!」
「帰って」


(病室)
「ここに来たってことは、カードにサインしてくれたってこと?」
「後ろ向きになんか考えてない。自分のためだよ」
「自分のために、少しでも誰かの役に立ちたかったの」
「ずっと苦しかった。お兄ちゃんが、私のことばっかり優先して優しくしてくれる度に、申しわけない気持ちになって。先生や看護師さんたちにだってそう。一生懸命治療してくれても、私は一向に良くならない。いつまでたってももらってばっかで、迷惑かけて。だから、どんな形でもいい。誰かの役に立ちたかったの」
「去年、ドナー提供のこと知って」
「調べれば調べるほど、こんな私でも、いつか誰かの役に立てるんじゃないかと思った」
「医者として働くお兄ちゃんみたいに。困ってる人助けられるかもしれないって思ったの」
「そしたら、心が少し軽くなった。こんな自分でも好きになれた」
「だから私は、堂々と生きてたいから、これを書いたんだよ」
「早く仕事行ってきて。お兄ちゃんは、救急医でしょ」


(病室)
「えっ…」
「うん。ありがとう」
「えっ?」
「お兄ちゃん」
「そうだね」

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