出演：小林里乃(柳沢ひかり・少女期役)
プロデューサー：西本淳一／中頭千廣／神戸將光／齋藤褚照／
演出：西本淳一／藤木靖之／吉田使憲／
脚本：いずみ玲
音楽：辻陽
主題歌：「炎の花」ハルカ ハミングバード
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小林里乃ちゃんのログ
(リビング)
「私にドナーになれって言うんでしょ？ドナーになって、骨髄をあげてほしいって言うんでしょ？」
「だって、だって私は、そのために生まれてきたんだから」
「おじちゃんを怒らないで」
「私の体は私のもの。私の命は私のものでしょ？」
「ママはやっぱり、お兄ちゃんのほうが大事なんだね。パパもそうなんでしょ？私はいらいない子だった。お兄ちゃんが病気でなければ、生まれてこなかった子。ドナーになれないなら、いたってなんの意味もない子」
「もういい！」
(部屋)
「ママ…」(；_；)
(部屋)
「峻くん」
「もう仕事？」
「なんでもない。なかなか会えないからちょっと峻くんの顔が見たかっただけ。お仕事がんばってね」
(バー)
「ごめんください」
「おばちゃま？愛美おばちゃまでしょ？」
「これ、お誕生日プレゼント、ありがとう」
「ひかりです。柳沢ひかりです」
「先生、どうしてここに？」
「先生ビールだって」
「おばちゃまに聞きたいことがあって」
(バー)
「心配なのは、私のこの体の中に大事な骨髄が入ってるから」
「峻くんはダメ」
